前田和子・第6話


シナリオパターン

和子の義母であり、主人公のおばあちゃんの、子供の頃の話が語られる。

おばあちゃんが三才の頃、近くの神社に七五三のお参りに行く途中、神社の石段を上り下りする赤い靴の女の子に出会った。女の子は病気のお母さんの具合が良くなるよう、願かけのために毎日石段を上り下りしていたのだ。

本来であれば、願かけのお札は神社で売られている物を買って奉納することになっていたのだが、お金のなかった女の子は手作りのお札をこっそり納めていたので、おばあちゃんに願かけの方法を聞かれても教えることができなかった。

しかし事情を知らなかったおばあちゃんは、女の子の後をこっそりつけて、お札のありかをつきとめることにした。お堂の中の、沢山の木のお札の中に、女の子の作った紙のお札を見つけたが、おばあちゃんはそれを落としてしまう。

次の日、おばあちゃんは女の子にそのことを話すと、女の子は地面に落ちたお札を急いでもとの場所へ戻し、泣きながら去っていった。そのときに初めて事情を知ったおばあちゃんは、おわびに願かけのお札を二つ買って、一緒に願かけをしようと考えた。

そして、二人で願かけをした帰り、赤い靴の女の子はおばあちゃんを石段から突き落とそうとした。わけがわからないおばあちゃんは抵抗し、そのうちに赤い靴の女の子を逆に突き落としてしまう。

それから三日ほど経ってから、神社の石段を覗いてみたのだが……。

  1. 女の子が上り下りしてたら怖いなあ(※1)《A》
  2. 神主さんに捕まったら怖いなあ(※1)《A》
  3. 泰明さんを愛する自分が怖いなあ(※2)→一度目の選択では四択に戻る。二度目の場合[階段から落ちた良夫]へ(ゲームオーバー)
  4. いや違う、実は良夫を愛しているの(※3)→一度目の選択では四択に戻る。二度目の場合[良夫とハッピーエンド]へ(ゲームオーバー)

《A》和子がおばあちゃんからその話を聞いた後、お堂の中を捜してみると、あの女の子書いたお札が見つかった。それには『おかあさんをかえして』と書かれていたのだ。おそらく、おばあちゃんが手作りのお札を落としてから、その子のお母さんが亡くなってしまったのだろう。おばあちゃんは赤い靴の子のことを気にして、自分の血を引く女の子には七五三で特別なお参りをさせることにした。しかし主人公だけは、家族がその話を信用しなかったためお参りをしていないのだという。

今からでも、そのお参りがしたいって思う?

  1. したい→(七話目へ)
  2. したくない→《B》

《B》よく考えて答えて。お参りを、しなくていいの?

  1. しなくていい→[和子と泰明の密談]へ(ゲームオーバー)
  2. やっぱりする→(七話目へ)

階段から落ちた良夫

和子の話が終わると、良夫が主人公をからかいながら部屋を出た。しばらくしてから悲鳴が聞こえたため、声の先を追うと、良夫が階段から落ちて死んでいた。ショックを受けた和子は「あなたがあんなことをいわなければ……」と主人公へ向かってまっすぐに歩いてきた。「次はあなたの番ね」(ゲームオーバー)

良夫とハッピーエンド

七回忌の日から十年後、なんと主人公は、かっこよく成長した良夫とつきあっていた。

さて、このまま進むとゲームオーバーになりますが、それでもいいですか?

  1. 良夫がいれば何もいらない→私は、将来のスイートホームのことを考えながら、良夫の腕に抱かれていた……。(ゲームオーバー)
  2. ゲームオーバーはごめんだ→私は、いつまでも良夫といちゃいちゃすることにした……(ゲームオーバー)

和子と泰明の密談

会はお開きになり、主人公達は部屋に戻って寝ることに。

喉が渇いた主人公が台所に水を飲みにいこうすると、客間から和子と泰明の話し声が聞こえてきた。どうやら赤い靴の女の子の呪いを鎮めるために、主人公をお堂の中に閉じ込め、お札を釘で全身に打ちつけようとしているらしい。

(※1を通っている場合)立ち聞きがばれた主人公は、和子に促された泰明に首を絞められる。和子の足元が、赤く見えた。(ゲームオーバー)

(※2を通っている場合)立ち聞きをしていた主人公に対し、和子と泰明は、殺すか殺さないかで言い合いを始めた。そのうちに携帯電話が鳴り、泰明は、仕事で問題が起きたので帰るといいだした。和子は置物で泰明を殴りつけ、そして主人公も……。(ゲームオーバー)

(※3を通っている場合)主人公を犠牲にしなければ、誰かが赤い靴の子の呪いに脅えなくてはならなくなる。最近、良夫がよく事故にあうようになってしまった、という和子。しかしその事故とは、チョークが口に入ったり、先生に立たされたときに持っていたバケツが落ちて水浸しになったり、といった程度のことらしい。安心した主人公がその場を立ち去ろうとすると、泰明に後ろから首を絞められた。さっきの話は立ち聞きに気づいた二人が、わざといったことだったらしい。(ゲームオーバー)


Last modified:2012.7.3.
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