荒井昭二(追加ディスク)


シナリオパターン

岩下の後に荒井を選択すると追加シナリオルートが発生

《1》なぜ、震えているんですか?

  1. 本当に寒いから→[影男]へ
  2. 本当に怖いから→《2》
  3. 別に寒くない→[消えた生徒の行方]へ

《2》趣味があるからこそ、人間は狂わないでいられるのです。どうです?あなたも、そう思いませんか?

  1. 確かに趣味は必要だ→《3》
  2. 別に趣味はなくてもいい→[消えた生徒の行方]へ
  3. 趣味に変わるものがあればいい→[紙袋の中身]へ

《3》坂上君はどうですか?節度を守って趣味を楽しんでいますか?

  1. 節度を守れる→[勇敢なるマサイの戦士]へ
  2. あまり守れない→[正しいフィギュアの作り方]へ

正しいフィギュアの作り方

正しいフィギュアの作り方 [ED 001]

荒井のクラスに転校してきた曽我秀雄は天才的な造形術を持つ男子生徒で、彼と親しくなった荒井は、彼の家で見事な作品を目にする。しかし彼はそれらには満足しておらず、リアルを超えたフィギュアを作ることを渇望しており、それには素材の問題を解決しなければならないとのことだった。やがて荒井のクラスで人気のあった早乙女麻耶という女子生徒が学校へ来なくなり、それと同時期に曽我の様子が活き活きし始めた。曽我は旧校舎にある秘密の地下室に早乙女を監禁し、彼女を素体とした作品を作っていたのだ。監禁された早乙女と曽我は愛し合うようになり、二人の愛の結晶である生まれ変わった早乙女麻耶が完成した。ある日曽我は荒井を秘密の地下室に招いたが、早乙女の機嫌が良くないため荒井は彼女の姿を見ることができなかった。そしてそのまま曽我と早乙女はいなくなってしまう。荒井は、曽我自身もまた早乙女と同じように体を作り変え二人同じ道を歩んだのだろうと語った。

勇敢なるマサイの戦士

勇敢なるマサイの戦士 [ED 002]

荒井のクラスメイトであった荻野有矢は真面目で勉強が趣味のような男であったが、より勉強を楽しむためにも他の趣味を見つけようとしていた。荒井が半ば冗談で「化粧はどう?」と勧めると初めは訝しがっていたが、やがてすっかり化粧に嵌ってしまい、研究した結果、マサイ族の戦士が施す戦化粧をするようになった。化粧をした荻野は、そのうちに丸太のようなピアスをしたり赤い布を身に纏ったり、槍を持ち歩くようになったりとエスカレートしていき、学校でも問題となったため、先生方が彼の化粧を落とそうと試みたが、何故か彼の基礎化粧は取ることができなかった。その後彼は姿を消したが、ある時彼の母親から、彼が亡くなったとの連絡が入る。葬式で見た彼の遺体は普段通りの姿で、しかも一ヶ月ほど前から寝たきりだったという。学校に来ていた彼は誰だったのだろうか?

紙袋の中身

荒井が一年生の時、クラスに塩山啓太といういつも紙袋をかぶった男子生徒がいた。彼は紙袋で顔を隠していることを除けば社交的で人格者であったためクラスでも人気者だった。一方、人付き合いの下手な上田義則という男子生徒は、そんな塩山のことを妬ましく思い、彼の紙袋の中身を暴いてやろうと計画する。そして、彼の家へ侵入し、風呂場の脱衣場に隠しカメラを設置すると、家へ戻ってモニターで彼が風呂に入るために紙袋を取るところを目撃したのだが……。

紙袋の下の素顔には、上田君の予想を凌駕するものがあったのです。それは一体……なんだと思いますか?

  1. 物凄い不細工→【女神がほほ笑んだ時】(ED 003)
  2. 普通の顔→【女神がほほ笑んだ時】(ED 003)
  3. カッコいい→【紙袋の中身】(ED 004)
  4. 想像できない→【紙袋の中身】(ED 004)

女神がほほ笑んだ時 [ED 003]

塩山の素顔は非の打ちどころのない絶世の美少年だった。すっかり魅せられた上田は、翌日屋上に塩山を呼び出し、盗撮していた事実を打ち明け、なぜ綺麗な顔なのに紙袋を被っているのか問いただした。実は塩山はかなり深刻な醜形恐怖症で、自分の顔が醜く思えてならなかったのだ。塩山が紙袋を取ることはなかったが、秘密を共有することで二人は仲良くなったらしく、上田も今ではクラスの友達の輪に加わるようになったとのこと。

紙袋の中身 [ED 004]

塩山の素顔は上田とそっくり同一の顔であった。ドッペルゲンガーを見たものは近い内に死を迎える、という話が脳裏によぎった上田が冷や汗をかくと、モニターの向こうの塩山がカメラ目線になり『見 タ ナ』と呟いた。驚いた上田はベッドに潜り込み、そのまま寝てしまう。翌日上田が目を覚ますと、上田は塩山にすり替わり、時間も入学時に戻っていた。かくして上田は塩山として生活することになった。

影男

荒井は一年生の時サッカー部に所属していた。そこの同級生であった新山は荒井と同じような体格でサッカーもあまり上手くなかったが、性格は荒井とは正反対に明るく人懐っこかった。やがて彼は部でも人気者になり一軍補欠へも選ばれた。荒井は彼と対比して、自分が彼よりも劣っているという思いに涙するのだった。

……坂上くん、正直に言ってください。僕のことを醜いと思いますか?僕のこの感情は、勝手な逆恨みだと思いますか?

  1. そんなことはない→【影男】(ED 005)
  2. 醜いかもしれない→【浸食】(ED 006)
  3. 分からない→【主観の放棄は罪】(ED 007)

影男 [ED 005]

校舎裏で泣いている荒井の影の横にひっそりと長く伸びた影が現れた。影男と思われるその存在は荒井と心を通わせ、二人は友人となる。荒井は影男と出会ってから少しずつ明るくなっていった。やがて九月になり日が短くなると影男の影も薄くなり、もう僕がいなくても大丈夫だ、と言い残し消えてしまった。影男とは、自分自身を肯定する気持ちを押さえつけていた荒井の感情が形になったものだったのだ。

浸食 [ED 006]

校舎裏で泣いている荒井の影の横に長く伸びた影が現れた。誰かが心配してやってきたのだろう。荒井は羞恥から膝を抱えて顔を隠したまま彼と会話をしたところ、彼は荒井を認め同調してくれた。部活の同級生と思われた彼はその後も練習中に荒井と話し親友となる。ある日、彼は新山が死ぬと予言し、その通りになった。荒井は新山の死を喜び彼にその事を報告すると、今までとは別人のような対応をされる。荒井が親友だと思っていた彼は部活の同級生ではなくて、影男だったのだ。影男は荒井へ浸食し、荒井の身体の中では、血の代わりに影が循環しているのだという。

主観の放棄は罪 [ED 007]

分からない、と答えた坂上に対して機嫌を損ねた荒井は別の話を語った。屋上に魅せられ、飛び降りの実験を行った男子生徒の話を。荒井が語る最中、息苦しさを感じた坂上が荒井から目を外すと、荒井の影が坂上の影の首を絞めているのが見えた。

消えた生徒の行方

朝に登校してくる生徒と夕方に下校してゆく生徒の数を比べると、下校してゆく生徒の数のほうが少ないという話を聞いた荒井は、この失踪事件について調べることにした。そしてある時遂にその真相を知ることに成功したという。

《1》はたして……その内容は、どのようなものだったと坂上君は思いますか?

  1. 神隠しに遭った→【平等な世界】(ED 010)
  2. 学園に寝泊まりしている→《2》
  3. わからない→違う話をすることにしましょう。《3》
  4. そういう話は興味がない→《4》

《2》荒井の友人、横内彰道は、荒井とクラスメイトの馬渕清隆を幽霊交歓部へと誘った。待ち合わせをした荒井と馬渕が横内に連れられて旧校舎三階の教室の中へ入ると、そこには幽霊たちが待っていた。幽霊交歓部とは幽霊と親睦を深めるために結成された部活で、これから鍋パーティをするのだという。

……坂上君、僕は鍋を食べたと思いますか?

  1. 鍋の具を食べた→【幽霊交歓部】(ED 013)
  2. 食べなかった→【観察者】(ED 014)

《3》日本史を教えていた滝田先生は生徒に注意をするということが出来ず、授業は無法状態、生徒から舐められ、教師にも白い目で見られていた。また、家庭でも家族から馬鹿にされ、唯一の安らぎが日本史資料室にある模造刀の手入れだった。先生は毎日、刀を磨きながら自分をゴミのように扱う人達を刀で切り捨てる妄想をして楽しんでいたのだ。

……坂上君、そんな滝田先生の事、あなたはどう思いますか?

  1. 見ててイライラする→【妖刀】(ED 008)
  2. かわいそうだ→【殺意の具現化】(ED 009)

《4》これはね、ただの怪奇事件とはワケが違うんですよ。警察も秘密裏に動いている、非常に事件性の強いものなのですが……。

  1. 興味が湧いて来た→【謎の失踪事件】(ED 011)
  2. 黙っている→【わからず仕舞い】(ED 012)

妖刀 [ED 008]

ある日授業を終えた滝田先生が日本史資料室に行くと、そこには生徒達がたむろしていた。生徒の一人が模造刀を見つけると、滝田先生と奪い合いのような形になり、滝田先生はその生徒に向かって刀を振り下ろした。先生はその刀を持ったまま行方不明になってしまい、その後彼の家族が刀で切りつけられたように惨殺される事件が起こったという。(

自分の愚痴や不満を他人にばかりぶちまけれいるのであれば、気を付けたほうがいい、いくら相手が笑っていたり何も言わないからと言って、心の内は何を考えているかわからないから、と荒井に忠告された。

殺意の具現化 [ED 009]

※上記の()まで同じ展開。

自分の意思を押し殺して他人に合わせてばかりいませんか?そんな押し殺した思いをモノや人など一か所に溜めて置くと恐ろしいことになるかもしれませんよ、と荒井に忠告された。

平等な世界 [ED 010]

荒井が一年次の時の友人、横内彰道は怪異について研究をしていた。彼は旧校舎を調査するのに荒井を誘い、二人で旧校舎を調べまわったが、何も見つけられず、そのうちに横内はトイレに行ったきり行方不明になってしまった。翌日彼は旧校舎から脳死状態で発見され、最後に彼といた荒井は彼の両親から責められる。しかし後日彼の両親が荒井に謝罪しにやってきた。夢の中で横内が荒井に非はないと教えてきたのだという。その日の夜、横内は荒井の夢にも現れた。彼の意識は肉体を離れ、今は未来の世界にいるのだといった。未来の世界では核戦争で人類は死滅し、みんな幽霊になってしまっているのだという。

謎の失踪事件 [ED 011]

その失踪事件の被害者は、この鳴神学園の三年生のある男子生徒と面識があったという。その男子生徒の名前は自分で調べてくださいという荒井。どうやら興味がない、といったことで機嫌を損ねたようだ。

わからず仕舞い [ED 012]

怒った荒井は話を終わらせてしまった。

幽霊交歓部 [ED 013]

荒井はそれから幽霊交歓部の一員として旧校舎にいる幽霊たちとの食事会を楽しむようになったという。坂上も誘われたが、その時荒井の顔が左右にぶれたように見え、一瞬だけ女の顔を形作った。

観察者 [ED 014]

荒井は鍋を食べなかった。死者とともに食事をすることで死者の国へ仲間入りすることを知っていたからだ。今でも横内と馬渕は幽霊達との食事会を楽しんでいるという。

登場人物

荻野有矢
勇敢なるマサイの戦士]に登場。荒井が一年生の頃のクラスメイト。色白の坊主頭だが真面目で努力家。
曽我秀雄
正しいフィギュアの作り方]に登場。本編七話目の[生ける人形]にも登場する天才的なモデラー。
早乙女麻耶 (※グラフィック無)
正しいフィギュアの作り方]に登場。本編七話目の[生ける人形]にも登場する美少女。
塩山啓太
紙袋の中身]に登場。いつも紙袋を顔に被せて登校して来ていたが、人望があり人気者だった。
上田義則
紙袋の中身]に登場。人付き合いが下手な男子で塩山のことを妬んでいた。
新山 (※グラフィック無)
影男]に登場。荒井がサッカー部に所属していたときの同級生。
横内彰道
消えた生徒の行方]に登場。荒井の一年生の時の友人。怪異に興味を持っている。
馬渕清隆 (※グラフィック無)
消えた生徒の行方]に登場。荒井の一年生の時の友人。オカルト好きな少年。
糸谷妙子 (※グラフィック無)
消えた生徒の行方]に登場。マラソンの最中に心臓麻痺で亡くなり幽霊となった。
滝田先生
消えた生徒の行方]に登場。日本史の先生。模造刀の手入れが唯一の安らぎだった。

Last modified:2015.1.20.
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